
ドラマや映画には欠かせないロケ地。何気なく映り込む景色も、物語のリアリティや説得力を支える大切な舞台です。そんなロケ地、実は一つの場所がさまざまな作品で繰り返し使われているのをご存知でしょうか。千代田区にも、度々ロケ地として活用されてきた場所が多く存在します。ロケ地を巡ることで、ドラマや映画により感情移入ができるはず。そこで今回は、丸の内・日比谷・半蔵門・永田町エリアから、特にロケ地として知られる7つのスポットをご紹介します。

丸の内線東京駅の地下通路に直結する「KITTE(キッテ)」。ここは、旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生して建築された複合施設です。地下1階から6階の商業フロアには人気の飲食店や日本の美意識を感じさせるこだわりのショップが揃います。そんな「KITTE」が登場したのは、ドラマ「下町ロケット」、「テセウスの船」、「コンフィデンスマンJP」、「G線上のあなたと私」など。数々の作品に外観や屋上がロケ地として使われました。
KITTE 詳しくはこちら
| 住所 | 東京都千代田区丸の内2-7-2 |
| TEL | 03-3216-2811 |
| 営業時間 | ショップ 11:00~20:00 レストラン 11:00~22:00 |

優美な趣のある 「日本工業倶楽部会館」は、『ゲゲゲの女房』や『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』『下町ロケット』など多数のドラマにロケ地として使用されてきました。入館は会員のみですが、映画のセットのような外観は外から眺めるだけでも当時の歴史を感じられそうです。
設計は国賓を迎えることを考慮し、古代ギリシャ建築で使用された重厚な柱ドリック・オーダーが採用され、入口も広く設けられた建築となりました。修繕工事が行われた後も、会館の西側部分は当時のまま保存され、登録有形文化財に指定されています。

1949年創業の老舗ガーデンレストラン「日比谷サロー」。店舗の1階には外壁がなく、テラス席がメインの珍しいスタイル。
日比谷公園内にある「日比谷サロー」は、ロケ地としても人気。『99.9-刑事専門弁護士-』『SUITS』などのドラマで、このテラス席が登場しています。
そのシーンを思い浮かべながら、出演俳優が座った席で食事をするのも楽しいかもしれません。

数々の刑事ドラマで外観が映されてきた「警視庁本部庁舎」。最近では『TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部~』『天国と地獄』などに登場し、物語に説得力を生んでいます。
この見覚えのある「警視庁本部庁舎」は、警視庁創立100年を記念して1980年に建設されました。庁舎内には110番を受信する通信司令センターや留置施設も設置されています。

「国会前庭」では今まで映画『シン・ゴジラ』やドラマの『家売るオンナ』『そして誰もいなくなった』など多くの映像撮影が行われてきました。中でも「国会前庭」が度々登場する『相棒』、北庭にある時計台前が映されたNHK連続ドラマシリーズの『とと姉ちゃん』が印象的です。

1930年に李王家の東京邸として建てられた「赤坂プリンス クラシックハウス」。戦後は初代・赤坂プリンスホテルとして開業し、2016年には照明器具や外壁など主要な部分を復元しました。 現在は結婚式場として利用されており、東京都指定有形文化財にも登録。華族時代の邸宅の面影を今に伝える、貴重な建築物として知られています。また、ドラマ「19番目のカルテ」では、式場の控え室のシーンがこの建物内で撮影されました。

1962年の東京五輪に向けて1964年に日本初の高層ホテルとして誕生した、歴史の深い「ホテルニューオータニ」。これまで3回の東京サミットの主会場を務めるなど、半世紀以上にわたり世界各国の要人を迎えてきました。
お気に入りのドラマや映画が更に思い入れのある作品に。ロケ地巡りのすすめ
クラシカルな建物や現代的なビル、警視庁本部庁舎まで多種多様なロケ地を紹介しました。お気に入りのドラマや映画を更に好きになる聖地巡礼。実際に訪れることでその場所で新しい発見ができたり、より詳細な特徴が見えてくるはず。ぜひ、いつもと一味違う休日の過ごし方として試してみてはいかがでしょうか。