飯田橋・九段・市ヶ谷・北の丸 国立公文書館
INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区北の丸公園3-2
- 電話番号03-3214-0621
- 営業時間展示室 9:15〜17:00(特別展開催中の金曜は20:00まで開館)
閲覧室 9:15~17:00※閲覧室への入室は16:30まで - アクセス東京メトロ東西線「竹橋」駅 1b出口より徒歩5分
休館日 | 展示室:特別展・企画展開催中の期間は基本的に無休(一部休あり)、常設展のみの期間は日曜休館 閲覧室:日、月曜休室 ※くわしくは公式ホームページをご覧ください |
ホームページ | https://www.archives.go.jp/ |
施設概要 | 展示をご覧になれる展示室と、当館所蔵資料を利用できる閲覧室があります。 |
所蔵数は170万冊以上。歴史を記録した重要な資料が閲覧できる国立公文書館
東京メトロ竹橋駅から徒歩5分の場所にある「国立公文書館」。ここは、日本国憲法の原本をはじめとする公文書や、江戸時代の古典籍など、歴史的に貴重な資料を所蔵・公開している施設です。館内には展示室や閲覧室もあり、実際に資料を間近で見ることもできます。
国の仕事や社会の動きを記録する公文書。「国立公文書館」には、そんな公文書が170万冊以上保存されています。天皇陛下の御璽(ぎょじ)が押された文書や、内閣の閣議に関する記録、政策決定の過程を示す文書など、内容はさまざま。この公文書にくわえて、江戸幕府や明治政府が収集した約50万冊もの内閣文庫を所蔵。「国立公文書館」は、こうした貴重な資料を永久的に保存し、次世代へと受け継ぐ役割を担っている施設です。
常設展「日本のあゆみ」では、明治・大正・昭和に起きた代表的な出来事が、公文書にどのように記録されてきたのかをたどることができます。教科書でも馴染みある史実の一次資料(複製)を閲覧できるのは「国立公文書館」ならでは。常設展以外にも、さまざまなテーマに合わせた特別展・企画展が定期的に開催されています。

館内には閲覧室が設けられており、所蔵資料の一部を手に取って見ることも可能。大学のレポートや論文執筆のために訪れる学生や研究者から、個人的な興味で古文書を調べる歴史愛好家まで、幅広い層が利用しています。調べものに困ったときは、専門スタッフによるレファレンスサービスが受けられるのも嬉しいポイント。
資料の展示や閲覧以外にも、施設内を見学できるツアーも開催。修復室や書庫設備などを巡りながら、資料保存の裏側を垣間見ることができます。また、館内のショップでは過去の展示会の図録や所蔵資料をもとにしたオリジナルグッズを販売。「平成の書」や「令和の書」を再現したクリアファイルはお土産にもおすすめです。
公文書を通じて、リアリティをもって歴史を感じられる「国立公文書館」。展示情報や見学ツアーのスケジュールは公式ホームページからチェック。公文書が伝える日本の歩みを確認してみてください。