星のや東京は、地下2階、地上17階の縦の空間に旅館の要素を取り入れた「塔の日本旅館」です。
各客室階には6室の客室と共有スペースのお茶の間ラウンジがあり、各階が一つの小さな日本旅館のイメージで作られています。
庭と平屋木造という伝統的な仕様ではない現代の進化した旅館として、施設の室礼やスタッフの所作、ふるまいなど日本文化そのものを満喫していただく、寛ぎの空間を用意しています。
INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区大手町1-9-1
- アクセス東京駅丸の内北口出口より徒歩10分
東京メトロ大手町駅A1、C2c地下出口より徒歩2分
もっともスタンダードな客室「桜」は竹素材のクローゼットや太鼓張りの障子が特徴的な和室です。
外観の麻の葉柄は、ゆるやかな時のうつろいを障子に映し出します。
伝統の建築様式を大切にしながらも現代的な印象を与える客室には、畳の空間に合わせてデザインされた「畳ソファ」や布団のような寝心地の「布団ベッド」が設えられています。
- 各客室階の宿泊者のみが利用できる「お茶の間ラウンジ」は、畳続きの客室から自由に行き来でき、ご自宅の居間のようにご自由におくつろぎいただける空間です。旅先で居合わせたお客様同士の団欒の場でもあります。
朝は米どころの銘米で結んだお結びとお味噌汁、午後には四季折々のお菓子など、時間帯に合わせた寛ぎを提供しています。
- 地下1階にあるダイニングでは、ディナーメニューとして、新しいスタイルのコース料理「Nipponキュイジーヌ」をお楽しみいただけます。日本の豊かな風土から生まれる食材と、フランス料理の世界で腕を磨いてきた料理長・浜田統之のもつ確かな技法と繊細な感性を使って素材のうまみを引き出します。
コースの一皿一皿には日本の食文化を支えてきた魚をふんだんに使用しており、市場に出回らずにその地域のみで消費されてきた魚や、調理法がなく日の目を見なかった魚にも目を向け、骨やガラまで無駄なく料理に使っています。
それぞれの料理に組み合わせたワインや日本酒のペアリングもお楽しみいただけます。