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東京ステーションギャラリー 企画展

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INFORMATION基本情報

日時 2021年2月20日(土)~ 4月11日(日)
10:00~18:00 (金曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日(4月5日は開館)
場所 東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)
アクセス JR東京駅 丸の内北口改札前
観覧料
チケット購入
一般:1,100円、高校・大学生:900円、中学生以下無料
※障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)
※チケット購入方法の詳細はホームページよりご確認ください
※会期中、一部展示替えがあります(前期=2/20~3/14、後期=3/16~4/11)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催内容が変更になることがあります
主催 東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)、NHK、NHKプロモーション
お問合せ先 TEL:03-3212-2485
ホームページ https://www.ejrcf.or.jp/gallery/

没後70年 南薫造

 

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    《春(フランス女性)》 1908年頃
    ひろしま美術館
  • 明治末から昭和にかけて活躍した洋画家、南薫造(1883-1950)は若き日にイギリスに留学して清新な水彩画に親しみ、帰国後は印象派の画家として評価される一方で、創作版画運動の先駆けとなる木版画を制作するなど、油絵以外の分野でも新しい時代の美術を模索した作家です。

    しかし、これまで郷里の広島以外では大規模な回顧展が開かれたことがなく、その仕事が広く知られているとは言えませんでした。

 

瑞々しい感受性と卓越した技術
 

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    《瀬戸内海》広島県

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    《曝書》1946年
    広島県立美術館

南薫造の作品の魅力は、瑞々しい感受性によってとらえられた、風景や人物の端正な描写にあります。明るい色彩と柔らかい筆致による穏やかな作風の油彩画、繊細な光の状態や微妙な色調の変化を巧みにとらえた透明感溢れる水彩画、シンプルな題材を限られた色数で的確に表現した木版画。いずれも奇をてらわず、派手さはありませんが、自然から得た感興を完成度の高い画面へとまとめ上げた穏やかで清澄感のある作品は、絵を見る喜びをしみじみと感じさせてくれることでしょう。

 

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    《六月の日》1912年
    東京国立近代美術館

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    《少女》1909年
    東京国立近代美術館

本展は、文展・帝展・日展の出品作など、現存する南の代表作を網羅するとともに、イギリス留学時代に描かれた水彩画や、朋友の富本憲吉と切磋琢磨した木版画など、南薫造の全貌を伝える決定版の回顧展となります。


イベントの詳細、チケットの購入については公式ページ

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