麹町・半蔵門・永田町 財務省(旧大蔵省庁舎)
1943(昭和18)年 大蔵省営繕管財局施工
昭和初期の中央官庁整備の一環で建築されたものですが、着工が他の庁舎より遅かったため、建設中に日中戦争に突入し工事が一時中断されました。紆余曲折を経て1940(昭和15)年に仮竣工しましたが不具合が多く、一応の完成が1943(昭和18)年でした。GHQに接収され米軍の事務所・兵舎として使用され、1955(昭和30)年に返還されましたが、最終的な外壁タイルなどの工事は竣工から20年後の1963(昭和38)年に終了しました。入り口部分の3連アーチを除いては、実用的で簡素なデザインでまとめられています。
昭和初期の中央官庁整備の一環で建築されたものですが、着工が他の庁舎より遅かったため、建設中に日中戦争に突入し工事が一時中断されました。紆余曲折を経て1940(昭和15)年に仮竣工しましたが不具合が多く、一応の完成が1943(昭和18)年でした。GHQに接収され米軍の事務所・兵舎として使用され、1955(昭和30)年に返還されましたが、最終的な外壁タイルなどの工事は竣工から20年後の1963(昭和38)年に終了しました。入り口部分の3連アーチを除いては、実用的で簡素なデザインでまとめられています。
INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区霞が関3-1-1
- アクセス東京メトロ 丸の内線、日比谷線、千代田線 霞ヶ関駅(A13番出口)徒歩5分
東京メトロ 銀座線 虎ノ門駅(6番出口)徒歩5分