幕末の志士から先の大戦までの戦歿者246万6千余柱がお祀りされています。
明治天皇が命名された「靖國」という社号は、「国を靖(安)んずる」という意味で、靖國神社には「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。
INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区九段北3-1-1
- 電話番号03-3261-8326
- アクセス飯田橋駅西口より徒歩10分
市ヶ谷駅より徒歩10分
九段下駅1番出口より徒歩5分
ホームページ | http://www.yasukuni.or.jp/ |
※現在、オンラインでご祈願などがお受けいただけます。詳しくは下記のURLからご覧ください。
靖國神社オンライン対応のご案内
【千代田区景観まちづくり重要物件】
靖國神社の建築物のうち、本殿、拝殿、到着殿、靖國会館、靖泉亭、能楽堂・舞台及び遊就館が千代田区景観まちづくり重要物件に指定されています。
本殿は、神明造りで明治5年(1872)に建てられ、昭和61年(1986)から3年をかけて大規模な修理が施され、平成元年(1989)に竣工しました。
本殿は神明造(もっとも古い神社建築様式のひとつ)ですが、庇(ひさし)がついた神明造は非常に珍しいとされています。(※神明造の構造は、掘建柱・切妻造・平入であり、円柱の柱や鰹木を除き、ほぼ全てが平面的に加工され直線的な外観となっている)
拝殿は明治34年(1901)に建てられたもので、通常は拝殿前の社頭で参拝します。拝殿の屋根は、平成元年(1989)に葺き替えられました。
遊就館は、明治15年(1882)に開館した遺品、史資料などを収蔵、展示する施設で、平成14年(2002)に改修、増築工事が施されました。
能楽堂は明治14年(1881)に東京・芝公園に建てられたものが、明治36年(1903)に靖國神社に奉納、移築されました。この舞台では能や日本舞踊などの芸能が行われます。
大鳥居(第一鳥居)は昭和49年(1974)に再建されたもので、鋼管製で柱の高さが約25メートル、笠木(上の横木)の長さは約34メートル、重量は100トンもあります。