2024年、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の「伝統的酒造り」。じつは千代田区の神田エリアに、お酒造りの歴史が!その歴史を、東京の地酒が並ぶお店・豊島屋Rita-Shopを運営する「神田豊島屋」社長の木村倫太郎さんに聞きました。千代田区とお酒のかかわりを知った後は、今大人気の“角打ち”へGO!
※角打ち:酒屋で買ったお酒を、そのお店の中で飲むこと。店の形態を問わず、立ち飲みのような形で気軽にお酒を楽しむことを角打ちと呼ぶ場合もある。
「豊島屋※は、慶長元年(1596年)に神田で創業した東京最古の酒屋です。江戸時代から桃の節句に飲まれているリキュールの『白酒』は、豊島屋の創業者が作ったものだと考えられています。
今回の登録をきっかけに、古くから受け継がれてきた日本のお酒文化や業界全体が盛り上がることを期待しています!」
※現・株式会社豊島屋本店を指す
「料理に使うイメージが強いみりんは江戸時代は高級酒として飲まれており、滋養強壮の役割も果たしていました。日本のお酒の歴史をたどると、意外な発見が多くて面白いですよ。」
約140年の歴史を誇る、「ギャラリーを備えた酒販店」をテーマにしたお店
。モーニングやランチなど、時間帯ごとの味わいをお酒とともに楽しめます。日本酒やワインが並ぶ酒蔵は地下1階にあり、さまざまな味わいを気軽に楽しめる一合瓶(約180ml)や季節の特徴を表現した四合瓶(720ml)の日本酒を販売。飲食スペースは1階にあり、飾り棚には店主が集めたこだわりの酒器や、作家の想いがこもった作品かもしれません。
が並びます。作家の展覧会が開催される時期もあり、まだ見ぬお酒はもちろん、新た な人やアートとの出会いもある神保町近辺で110年以上続くお店で、角打ちを楽しめるスペースはお客さんの要望によって後から設置。お店の棚には、店主の地元である徳島やその周辺エリアの地酒をはじめ、ワインやウイスキーなど多様なお酒が並びます。
お店では袋菓子や缶詰も販売されていて、懐かしいお菓子や、日ごろ親しんでいるおつまみと一緒に角打ちを楽しむことも可能。神保町駅から徒歩1分の好立地で、会社帰りに一杯飲みたいときにもぴったりです。
Tommy阿波屋酒店 詳しくはこちら
住所 | 東京都千代田区神保町1-103 東京パークタワープラザ109 |
TEL | 03-3291-2510 |
営業時間 | 8:00~15:00/17:00~22:00(角打ち営業は17:00~22:00 ※変動あり) |
神田で10年以上にわたって角打ち営業を続ける老舗の酒店。多数のメディアで紹介されており、日本のお酒や角打ち文化に興味を持った海外からのお客さんも多く訪れます。
おつまみには炙りたてで提供されるものもあり、日本酒やビールとの相性が抜群。店内には注文方法やお店での過ごし方を書いた案内書きが用意されていて、初めての人でも楽しみやすい工夫がされています。一見さん歓迎の温かな雰囲気で、角打ちデビューにも最適。
全国各地の30以上の酒蔵の日本酒が揃うアンテナショップ。日本唯一の日本酒専門雑誌をきっかけに生まれたお店で、店内では150種以上の日本酒から飲み比べ体験を楽しめます。スタッフにおすすめの銘柄を選んでもらったり、お酒を瓶だけでなく、300mlからの量り売りで買ったりできる点も魅力です。
お店では、好きなお酒3種を組み合わせられる「1杯45ml 3種3杯飲み比べセット」のほか、日本酒に合う絶品フードも提供。定番の珍味から創作おつまみ、お酒を使ったデザートまで、さまざまなメニューと一緒に角打ちを楽しめます。
名酒センター御茶ノ水店 詳しくはこちら
住所 | 東京都文京区湯島1-2-12ライオンズプラザお茶の水1F |
TEL | 03-5207-2420 |
営業時間 | [日・火~木] 12:00~20:30(L.O.20:00) [金・土・祝前日] 12:00~22:00(L.O.21:30) |
酒屋直営ならではの豊富なラインアップのお酒と、おつまみを味わえるお店。イチ押しは世界各国の銘柄を揃えたワインで、グラス一杯から気軽にオーダーできます。
おつまみは洋風も和風もあり、それぞれのお酒や自分の好みに合わせてセレクト可能。一人で訪れるお客さんも多く、ゆったりとした時間を過ごせます。
角打ち神田小西 詳しくはこちら
住所 | 東京都千代田区神田小川町1-11 前田ビル1F |
TEL | 03-3233-2524 |
営業時間 | 17:00~23:30(L.O.23:00) |