【終了しました。】

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東京国立近代美術館 企画展

INFORMATION基本情報

日時 2021年3月23日(火) ~ 2021年5月16日(日)
9:30~17:00(金・土は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで 
東京国立近代美術館では、臨時休館の延長のため、展覧会「あやしい絵展」を終了いたしました。
休館日 月曜日(3/29、5/3は開館)、5月6日(木)
場所 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー(東京都千代田区北の丸公園3-1)
アクセス 「竹橋駅」1b出口・徒歩3分
「九段下」4番出口・徒歩15分
「神保町」駅1A出口・徒歩15分
チケット・観覧料   ⼀般:1,800円、大学生:1,200円、高校生:700円
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
※チケット購入方法・詳細はホームページよりご確認ください
※日時指定制、当日窓口販売併用
※観覧当日に限り、本展観覧料で美術館の全展示(所蔵作品展「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「幻視するレンズ」)がご覧いただけます
※会期中、一部展示替えがあります(前期=3/23~4/18、後期=4/20~5/16)
主催 東京国立近代美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社
お問合せ先 TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
 ウェブサイト   https://ayashiie2021.jp/(展覧会公式ウェブサイト)
https://www.momat.go.jp/(美術館公式ウェブサイト)

あやしい絵展
絵に潜む真実、のぞく勇気はありますか?

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    甲斐庄楠音《横櫛》 大正5(1916)年頃
    京都国立近代美術館、通期展示

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    上村松園 《花がたみ》 大正4(1915)年
    松伯美術館、後期展示(4月20日~5月16日)





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明治期、美術は西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化していきました。本展では、幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などから、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる「あやしい」表現をご紹介します。会場では、作品に描かれている物語や作品の成り立ちが分かる絵解きをご用意しています。
 

 

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    橘小夢《安珍と清姫》 大正末頃
    弥生美術館、後期展示(4月20日~5月16日)
     

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    藤島武二《鳳(与謝野)晶子『みだれ髪』装幀》
    明治34(1901)年 明星大学、通期展示
     

新たな時代、個性、自由の尊重という新しい思潮により、価値観も大いに変化しました。人間の心の奥底に潜んだ欲望は赤裸々になり、美しいものや醜いものとして、様々な形を借りて表されるようになりました。また、説話には人魚のような空想の生き物が登場したり、 物語の挿絵にはただならぬ妖艶な雰囲気の存在が表現されるようになりました。


 

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    上村松園《焰》 大正7(1918)年
    東京国立博物館、東京展のみ、3月23日~4月4日

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    島成園《無題》 大正7(1918)年
    大阪市立美術館、前期展示(3月23日~4月18日)

大衆的な美人画が一般的になる一方、肉感の生々しさや一途な感情が狂気に変化した凄絶な様など、「単なる美しいもの」とは異なる作品が表れます。同時に美しさも感じられ、描き手が人物の純粋な感情を細やかに掬い上げようとする意識が映し出されたものといえます。

 

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