飯田橋・九段・市ヶ谷・北の丸 イベント 企画展「グルメが彩るものがたり-美味しい古典文学-」
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INFORMATION基本情報
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館時に、検温、健康状態申告書の提出、マスクの着用等にご協力をお願いします。
また、密接を避けるため、入室制限を行う場合があります。
詳細はこちらでご確認ください。http://www.archives.go.jp/news/pdf/information_NAJ.pdf
日時 | 2020年10月3日(土)~11月29日(日) |
開館時間 | 月~日曜日 9:15~17:00 ※期間中無休 |
会場 | 国立公文書館 本館(千代田区北の丸公園3-2) |
アクセス | 東京メトロ東西線竹橋駅下車[1b出口] 徒歩5分 |
入館料 | 無料 |
お問合せ | 03-3214-0621 |
ウェブサイト | http://www.archives.go.jp/ |
令和2年度 第2回企画展
グルメが彩るものがたり―美味しい古典文学―
―食べることも、文学だ。毎日のありふれた食卓はそのほとんどが記録に残ることはありません。しかし、それらがあえて和歌や物語に書き留められるときには、ただ空腹を満たすための行為としてだけではなく、 読む者の心を動かす特別な意味を持つことになります。
本展では、古典文学に描かれた「食」の多彩な姿を、当館所蔵の貴重な資料から紹介します。
日本最初の勅撰の歴史書で、養老4年(720)に舎人親王らによって編纂されました。保食神という神の死体から穀物や家畜が生まれたという神話が載っています。
当資料は慶長年間(1596~1615)に書写されたもので、完本としては現存最古です。紅葉山文庫旧蔵。
鎌倉時代後期~南北朝時代の歌人である兼好法師の随筆。「筑紫になにがしの押領使」で始まる章段には、薬効を期待して大根を食べ続ける武士の不思議な話が載っています。
当資料は慶長18年(1613)に出版されたものです。和学講談所旧蔵
平安時代後期に成立した説話集で、貴族から庶民まで幅広い階層の人々の逸話が描かれています。芥川龍之介の短編小説『芋粥』の下敷きとなった、芋粥を腹いっぱい食べようとする侍の説話が載っています。
当資料は江戸時代前期に書写されたと考えられる林家旧蔵書で、内容・本文に信頼性が高く善本として知られています。