麹町・半蔵門・永田町 イベント 竹内敏信作品展 「汚染海域ー伊勢湾・1972年

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INFORMATION基本情報

日時 2020年8月4日(火)~2020年8月30日(日)
10:00~17:00
休館日 毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
会場 JCIIフォトサロン(千代田区一番町25番地JCIIビル1階)
アクセス 地下鉄「半蔵門駅」1分
   「麹町駅」8分
入館料 無料
ウェブサイト https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2020/06/18/23490/

竹内敏信作品展 「汚染海域ー伊勢湾・1972年」
 

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 赤潮のために死んだ貝が浜辺に打上げられ“死貝浜”になった(愛知県蒲郡市三谷海岸)
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四日市ぜんそく訴訟で闘っている磯津漁民

風景写真家の第一人者である竹内敏信氏は、「日本人の原風景」をテーマに長きにわたって活躍していますが、その出発点はドキュメンタリー写真でした。大学卒業後には愛知県庁勤務の傍ら、環境問題をテーマに四日市(三重)の公害を追い、1972年の初個展で「汚染海域―伊勢湾からの報告―」として発表しています。本展では、この「汚染海域」シリーズより、64点(すべてモノクロ)を展示いたします。

1960年代後半には高度経済成長がもたらした公害が社会問題として顕在化し、日本有数の工業地帯である伊勢湾も汚染に蝕まれていました。社会に訴える報道写真家を目指していた竹内氏は、約2年かけて四日市をはじめとする伊勢湾一帯を取材し、埋め立てられる塩田、海面を漂う大量の中和剤、海岸に打ち上げられたプラスティックごみや、生活を脅かされながらもひたむきに生きる漁師たちや住民の姿を切り取っています。公害を徹底的に追ったこのシリーズを撮影後、「壊されてしまってからでは遅い。貴重な自然が破壊された跡を告発できたとしても、本来の自然は元に戻れません。そこで、逆の視点で美しい日本を撮ろう。自然の魅力を訴えた方が、告発姿勢よりも意味がある」(『日本情景 1970~1990』JCIIフォトサロン、2000年)と、竹内氏は風景写真へと向かったのです。

50年前に発表された作品の訴えは力強く、私たちの生活と環境について改めて考えさせられます。

展示品
64点(全作品モノクロ)

図録販売
今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。また、通信販売もご利用いただけます。

 

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