梅林坂
 梅林坂

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皇居東御苑の平川門を入り、平川濠と天神濠の間を抜けて、宮内庁書陵部の前に出る坂です。
文明10年(1478)太田道灌が菅原道真を祀り、梅樹数百株を植えたのでこの名があるといわれています。
『東亰市史稿・皇城篇』には「権現さま 小田原表より御城に御移り遊ばされ候節……小坂の上に梅の木数多植廻し 其内に宮立両社これあるを御覧遊ばされ 道灌は歌人ゆへ天神社を建置きたると仰せにて残る一社の額を御覧遊ばされ候……御普請の節 北の丸にこれあり候様にと仰せつけられ 右両社の跡 梅の木あまたこれあり 今以て梅林坂と申しふれ候なり」と書かれています。
徳川が江戸に入ったころにもここに道真公祀がありましたが、本丸造営にあたり、麹町の平河町に移され今の平河天満宮になりました。
また梅林坂には山王権現神社もあったといわれ、現在は、永田町にある山王日枝神社になっています。
梅林坂の石垣の上には大きなハゼノキがあり、後ろにあるエノキやマツと秋には赤・黄・緑の見事なコントラストを楽しむことができます。
現在も梅林坂の下から本丸方面にかけて50本ほどの梅があります。この梅の木の多くは昭和42年に植えられたものだそうです。早咲きの品種は12月の冬至のころから咲き始め、例年2月中旬に見頃を迎えます。

INFORMATION基本情報

  • 所在地千代田1 皇居東御苑内
  • アクセス大手町駅C10出口より徒歩5分(大手門より入園)
    竹橋駅1a出口より徒歩5分(北桔橋門より入園)

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