INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区神田神保町1
- アクセス都営地下鉄「神保町」駅 A5出口より徒歩3分
毎年秋にはブックフェスティバルも。歴史ある書店や画材屋が立ち並ぶ神保町のすずらん通り
世界でも有数の古書店街として名高い神保町。その神保町を代表する商店街として知られているのが「すずらん通り」です。通りには書店を中心に、画材屋や喫茶店など、歴史ある名店も多く営業。今回はそんな「すずらん通り」を支える店舗を紹介します。
「すずらん通り」のアーチをくぐり、ほどなくして左手に現れるのは「東京堂書店」。3階建ての店内には話題の書籍はもちろん、芸術関連の書籍、国内外の文芸書などが並び、ディープで豊富な品揃えが特徴的です。さらに、1階中央フロアに設置された「知の泉」の棚には、売れ筋の書籍からコアな専門書までさまざまなカテゴリーの書籍が一同に集結。新たな興味関心の扉が開かれる、書店ならではの体験が叶います。また、1階と2階に併設している「Paper Back Cafe(ペーパーバックカフェ)」で、コーヒーを飲みながら書店で購入した本を開くのもおすすめです。
専門的な古書店が点在しているのも「すずらん通り」の魅力。戦前の絵はがき、旅行案内、古地図、戦時資料を主に取り扱う「永森書店」や、中国・アジアの書籍が多く並ぶ「内山書店」、映画や音楽などカルチャーに関する書籍と出会える「虔十書林(けんじゅうしょりん)」など、個性豊かな古書店が軒を連ねます。また、「すずらん通り」では毎年秋に「神保町ブックフェスティバル」を開催。通りには出版社を中心に多数のブースがずらりと並び、幅広いジャンルの書籍を手に取ることができます。
カレーの街としても有名な神保町。この「すずらん通り」でも絶品カレーを味わうことができます。神保町の駅寄りに位置する「まれびと」では、「手打ち十割そばとキーマカレーのセット」を提供。本格手打ちそばと、そばつゆが入ったキーマカレーを堪能することができます。さらに、老舗喫茶店の「サロンド冨山房Folio」では、「Folio特製ビーフカレー」を提供。フルーツと牛すじを溶けるまでじっくり煮込んだ、こだわりの逸品です。
「すずらん通り」入口すぐの「文房堂(ぶんぽうどう)」は、創業明治20年の老舗画材屋。地下1階から7階まである店内では、画材や雑貨のほか額縁なども販売しています。その他、3階には”アートと珈琲を味わう”「文房堂GalleryCafe」、4階はギャラリー、5・7階はアートスクールが営業。ちなみに1階の雑貨フロアでは猫の雑貨を多く展開。猫好きなら思わず目移りしてしまう魅惑のフロアです。
書店にカレー、画材屋など、神保町の魅力が凝縮されている「すずらん通り」。毎年秋に行われる「神保町ブックフェスティバル」も、ぜひ一度訪れてみてください。