【千代田区景観まちづくり重要物件指定】1930(昭和5)年ごろ 設計者不詳
昭和初期に猿楽町駐在所として建てられ、その後町会の詰所として利用されています。外観の保存状態が良いため、映画やドラマで交番ロケ地として何度も使用されてきました。
鉄筋コンクリート造最初期の建物で、当時としてはコストが高く駐在所として画期的でした。スチールサッシにガラスをパテで固定する方式の窓は現在では希少です。十字路の前面道路に沿うように、斜めにカットしたような変形平面で、鋭角部分を丸く処理しているのは親しみやすさを求めてでしょうか。
昭和初期に猿楽町駐在所として建てられ、その後町会の詰所として利用されています。外観の保存状態が良いため、映画やドラマで交番ロケ地として何度も使用されてきました。
鉄筋コンクリート造最初期の建物で、当時としてはコストが高く駐在所として画期的でした。スチールサッシにガラスをパテで固定する方式の窓は現在では希少です。十字路の前面道路に沿うように、斜めにカットしたような変形平面で、鋭角部分を丸く処理しているのは親しみやすさを求めてでしょうか。
INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区神田猿楽町2丁目3−5