【千代田区景観まちづくり重要物件】1929(昭和4)年 設計者不詳
ラシャの問屋街でボタンを扱っていたために「ぼたん」を屋号とした老舗です。現在の建物は周辺の老舗同様、震災後の1929年築で外壁はモルタル塗り。塀際まで建物が迫り、道路から全体像をうかがうのは難しいですが、店の玄関を入ると、格式ある式台を見ることができます。
INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区神田須田町1-15
- 電話番号03-3251-0577
- 営業時間11:30〜21:00(最終入店20:00)
- アクセス東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅 A3番出口 徒歩2分
都営新宿線 小川町駅 A3番出口 徒歩2分
東京メトロ銀座線 神田駅 6番出口 徒歩5分
JR神田駅 東口 徒歩7分
JR秋葉原駅 電気街口 徒歩7分
JR御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩7分
定休日 | 日曜・祝日 |
ウェブサイト | https://www.sukiyaki-botan.co.jp/ |
情緒ある店内で新鮮な鳥肉を堪能。明治30年創業の老舗「鳥すきやき ぼたん」
モモ肉、ムネ肉、砂肝、ハツ、レバーなどさまざまな部位を堪能できる「鳥すきやき(一人前・8,000円)」。その日の朝に捌かれた新鮮な鳥肉は、煮込んでも硬くならず風味を損なわない千葉県産の錦爽鶏を使用しています。また、鳥肉以外の具材にもこだわっているのが特徴。火を通すことでより甘みが増す埼玉産のネギや、独自の製法でつくられた歯ごたえのある神田「越後屋」の豆腐、黄身を箸で持てるほどフレッシュな「オレンジ卵」など、隙のない素材選びで最後まで飽きることなく楽しめます。
鍋のシメは、具材の旨味が溶け出た割下をかけたご飯、そして白米を割下と卵で煮たおじや、そして鳥肉と白米を卵で閉じた親子丼の3種類から選ぶことができます。甘辛い割下はその時代の趣向に合わせ少しずつ変化しているのだそう。ご飯は最初に運んでもらうこともできるので、鍋の具材をおかずに食べ進めていくこともできます。
「鳥すきやき ぼたん」では看板メニューの「鳥すきやき」だけでなく、単品のメニューも提供されています。鍋と同じ錦爽鶏を使った「立田あげ(1,000円)」は、柔らかくジューシーな人気メニュー。厚めにつくられた「玉子やき(600円)」は、程よい甘さが口に広がる食べ応えのある一品。
鳥すきやき ぼたん公式サイトでは、鳥すきやきの鍋セットや、鳥そぼろが販売されています。ちなみにこの「鳥そぼろ」は、お取り寄せ限定。ぜひこの機会に長年ファンが絶えない「ぼたん」の、歴史とこだわりが詰まった逸品を味わってみてください。(※お取り寄せ可能商品は季節によって異なります)