INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区外神田2-17-3
- 電話番号03-3251-7086
- 営業時間[月~土] 9:00~17:00
- アクセスJR / 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」聖橋口(もしくは1番口)より徒歩5分
JR / 東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」電気街口より徒歩7分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B1出入口より徒歩5分
東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩5分
定休日 | 日曜日 ※2〜3月は水曜日定休日、日曜日営業 ※神田明神にて行事がある日は営業 |
ホームページ | http://www.tokyomiso.or.jp/member/mikawaya-ayabe/ |
自家製の濃厚な納豆とクセのない甘酒は絶品。創業1616年の三河屋 綾部商店
JR御茶ノ水駅から徒歩5分、東京メトロ新御茶ノ水駅、末広町駅からそれぞれ徒歩5分のところにある「神田明神」。大きな鳥居をくぐり、少し歩くとやがて右手に見えるのが開業当時から、糀(こうじ)製品を製造、販売し続けてきた「三河屋 綾部商店」です。
1616(元和2)年、「神田明神」が現在の場所に創建された同年に創業した「三河屋 綾部商店」。
もともと徳川幕府の御用商人だった「三河屋 綾部商店」の初代は、移城する幕府と共に、三河国(現在の愛知県蒲郡市)から江戸に出ます。そして、江戸城の鬼門を守護するため遷座された現在の「神田明神」近くに、「三河屋 綾部商店」を開業しました。現在もなお、多くの人々に愛される名店として営業を続けています。
店内では糀製品のほか、納豆や味噌、酒まんじゅうなどの食品、お煎餅などの菓子類、招き猫の置物などを販売。お土産として手に取りたいラインナップが揃います。
看板商品は「三河屋 綾部商品」自家製の「延寿甘酒」。繊細な作業を、熟練された技術を用いて製造する米糀は、糀特有のクセがないまろやかな味わい。糀本来の自然本来の甘みが口の中に広がり、身体を芯から温めます。一般的な甘酒が苦手でも、この「延寿甘酒」なら飲める人も多いのだとか。
「千代田納豆」も、「三河屋 綾部商店」で製造された品。それぞれ、昔ながらのワラに入った納豆は小粒大豆、パックに入った納豆は大粒大豆を使用しています。どちらも大豆の旨味がダイレクトに感じられる、納豆好きなら一度は味わってほしい逸品。
レジ横では「合白味噌」「白味噌」「甘辛味噌」「仙台味噌」の4種類の味噌を販売。中でも「白味噌」は、宮内庁の御用達として納めていたこともある名品。全て昔ながらの製法で作る無添加の味噌はどれも香り高く、遠方から取り寄せるファンもいるのだそう。
店内左側には28席の喫茶スペースも設けられ、飲食も可能。「クリームあんみつ」や「ところ天」、きな粉のかかった「あべ川」など甘味のほか、看板商品の「延寿甘酒」も提供されています。
「延寿甘酒」は、優しい甘みとすっきりとした後味が特徴。糀の元となる口当たり柔らかな米を、匙ですくいながら一緒に味わえます。また、しょうがの粉を入れて味変すれば、ほのかにスパイシーに。「酒まんじゅう」は、ふわふわの生地と素朴な甘さの餡子で、どこか懐かしさを感じさせます。
創業から今日まで長い歴史を持つ「三河屋 綾部商店」。糀を始めとする納豆や味噌など素材の良さを引き出した自然食品は贈り物にもおすすめです。「神田明神」のお参り帰りや、散歩の小休憩にぜひ立ち寄ってみてください。
※掲載情報は、2023年1月時点のものです。