昭和24年創業の『ラドリオ』は、歴史ある喫茶店の多いこの界隈でも、もっとも老舗のひとつとして知られている。スペイン語で「レンガ」を意味する店名の通り、古風で重厚なレンガ造りは「昭和モダン」という言葉がぴったりの、じつに趣きのあるたたずまいだ。
そして、ひとたび中に入れば、まるで都会の喧騒が幻であるかのような、静かで落ち着いた雰囲気。温かみのある木製の調度品や、古風な品々に囲まれ、さながら伝統的な英国のパブにいるような気分にさせられる。
INFORMATION基本情報
- 所在地東京都千代田区神田神保町1-3
- 電話番号03-3295-4788
- 営業時間[月~金]
11:30~22:30(フードL.O.21:30、ドリンクL.O.22:00)
[土.日.祝]
12:00~19:00(L.O.18:30)
日曜営業
定休日 火曜・年末年始 - アクセス東京メトロ「神保町駅」徒歩3分

- かつての経営者がシャンソン好きだったことから、長らく「シャンソン喫茶」として親しまれてきたが、代が変わった現在では、BGMにジャズも流している。また、コーヒーに生クリームをのせた、いわゆる「ウィンナー・コーヒー」を日本で初めて提供した店としても有名。その濃厚かつフレッシュな味わいを目当てに、はるばる遠方から訪れるファンも多い。
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夕方からはバータイムがスタートし、まさに「大人のための空間」となる。
神保町にゆかりのある推理小説家・逢坂剛氏が、
ここで直木賞の発表を待ったという逸話も伝わるほど、
作家や文化人に愛され続けてきた『ラドリオ』。
数々の名士が座ったというカウンターの止まり木にゆっくり腰を下ろして、
この街の歴史に思いを馳せてみたい。
