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INFORMATION基本情報
| 開催日 | 2026年5月14日(木) |
|---|---|
| 開催時間 | 17:30開場 17:45 雅楽演奏 18:15解説 18:40上演開始 |
| 会場 | 神田明神 社殿前特設舞台 雨天決行(大型テント有り) |
| 演目 |
素謡 「神歌」(かみうた) 狂言 「佐渡狐」(さどぎつね) 仕舞 「難波」(なにわ) 仕舞 「松虫キリ」(まつむし) 能 「船弁慶」(ふなべんけい) |
| 公式ウェブサイト | https://www.kandamyoujin.or.jp/ |
昨年は伝統芸能の歌舞伎を題材にした映画「国宝」がヒットし伝統芸能を鑑賞することへの足掛かりにもなりました。歌舞伎よりもなお古くから伝承されている能楽もまた各流派の血筋による継承であり、磨き上げられた技であります。本年は金剛流宗家金剛永謹氏、金剛龍謹氏と子息の金剛謹一朗氏の三世代が神田明神薪能の舞台へ上がります。厳しく華やかな金剛家の継承の様をお楽しみください。
また今年は開演前には書家の根本知氏と神田明神神職のお話も予定しております。
神田明神の社殿前特設舞台での明神能・幽玄の花は皆様の喜びとともに楽しい企画をもってお送りさせていただきます。
華麗なる演目
人間国宝金剛流二十六世宗家金剛永謹による恒例の素謡「神謡」天下泰平・国土安穏を願い重厚に謡います。
狂言では人間国宝和泉流野村万作による名作「佐渡狐」で大いに笑っていただきます。能は「船弁慶」、義経は子方が務めるので金剛龍謹と子息金剛謹一朗の親子共演となります。前シテは静御前、後シテは平知盛、華麗な静御前の舞と荒ぶる平知盛の舞、対照的な舞を金剛龍謹の舞で存分にお楽しみください。京都に本拠地を置く金剛流の能は東京では見逃せません。上演前には神田明神神職と巫女による雅楽演奏、巫女舞も加わり皆様を幽玄の世界へいざないます。
素謡 神歌(すうたい かみうた)
翁(おきな)とは、年取った男性(老人)を親しみ敬う呼び方ですが、能に於いては神様の曲として扱われています。神歌は、演目「翁」の中で謡われるものです。お囃子をいれずに声楽の部分を謡うことを素謡といいます。 別格の一曲であり、「翁は能にして能にあらず」といわれています。神聖な儀式であり、演者は神となり天下泰平、国土安穏を祈祷する演舞というよりもむしろ祭式と言うべきものです。
狂言 佐渡狐(きょうげん さどぎつね)
年貢をおさめるために都へ行く途中で佐渡の国の百姓と越後の国の百姓が道連れになりました。 互いに国自慢をしているうちに、越後の男が佐渡には狐はいないだろうと言うと、佐渡の男はいると言い張り、自分たちの小刀を賭けて言い争います。二人は都の領主の奏者(取次ぎ役)に判定をしてもらうことにします。
佐渡には狐はおらず、狐を見たことがない佐渡の男は奏者に賄賂を渡して狐の姿かたちを教わります。そして越後の男の質問を巧みにかわし、賭けに勝ち小刀を得ます。越後の男はどうしても納得がいきません。佐渡の男を呼び止めて今度は狐の鳴き声を問います。
佐渡の男は鳴き声までは教えてもらっていないので間違ってしまいます。さすがに狐を知らないことがわかってしまい、ついには自分の小刀も取られてしまいます。最後にはせめて小刀だけ返してほしいと越後の男を追いかけるのでした。
能 船弁慶(のう ふなべんけい)
平家追討に成功した源義経は兄頼朝に疑いを持たれ、鎌倉から追われる身となり、弁慶など家臣を連れて西国へ逃れようと摂津の国尼ヶ崎大物の浦(現在の尼崎)へ着きます。
義経の愛妾静御前もここまで従って来ましたが、弁慶の進言により都に帰すことになります。 別れの酒宴が開かれ、静は悲しみに沈みながらも再会を信じ一行の幸を祈り、舞を舞い泣く泣く都へ帰っていきます。
静との別れを惜しみ出発をためらう義経に弁慶は船出を命じます。やがて義経一行が船出すると突然、波の上に壇ノ浦で亡ぼした平家の一門が現れ、総大将であった平知盛の霊が義経主従を海に沈めようと長刀をふりかざして襲いかかってきます。
弁慶は数珠を押し揉んで祈祷しつづけます。そして、その祈りの力によって怨霊は波間に流され消えて行き、やがて白波だけが残るのでした。
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会場は伝統と歴史のある「神田明神」
神田明神は江戸に鎮座して1300年近く「江戸総鎮守」として江戸から東京へと変貌してなお、全てを守護されています。そんな歴史と伝統あふれる御社殿を背景にかがり火をたいた特設舞台は江戸時代の勧進能のゆかりを感じさせます。誰でも気軽にご観いただける舞台であり、地域の行事として皆様に親しんでいただいております。
