半井桃水 【なからい とうすい】

1860年~1920年
  • ヒストリー&カルチャー

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明治期の作家。本名◆冽【きよし】。文学史上での半井桃水は、作家としてより樋口一葉の師であり、また思慕の人であったことの方で名を残している。彼は、『東京朝日新聞』の小説記者として『天狗廻状』『大石内蔵助』といった通俗小説を書いていた人。その桃水は、一時期平河町二丁目二(現・平河町一丁目三)および二丁目一五(現・一丁目六)に住んでいた。彼の住まいを訪れた様子が一葉の日記にたびたび登場する。