狩野探信 【かのう たんしん】

1653年~1718年
  • ヒストリー&カルチャー

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江戸前・中期の画家。江戸の生まれ。狩野探幽の子で、名は守政。
狩野派は、室町中期から明治初期まで続いた日本画の代表的な流派で、狩野正信が始祖。
時の動きに敏感に対応して勢力を伸ばし、徳川幕府の成立とともに江戸への進出をはかった。
一六一七年に、一六歳で幕府の御用絵師となったのが探幽。二一年には鍛冶橋門外に屋敷を与えられたので、のちに、鍛冶橋狩野家と呼ばれた。探信は七四年に跡を継いだが、父ほどにはふるわなかった。
現在の外神田一丁目(当時は松永町)に、拝領屋敷があったとされる。