若槻礼次郎 【わかつき れいじろう】
1866年～1949年- ヒストリー＆カルチャー
- 人物
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大正・昭和期の政治家。出雲国生まれ。松江藩士・奥村仙三郎の子。大蔵次官をへて貴族院議員となり、1912年に第三次桂内閣の蔵相に就任。24年には加藤高明内閣の内務大臣となり、普通選挙法、治安維持法を成立させた。26年、第一次若槻内閣を組織。29年、ロンドン海軍軍縮会議に主席全権として臨み、翌年調印。31年、第二次若槻内閣を組織。満州事変には不拡大方針をとったが、軍部の独走を阻止できなかった。日米開戦に反対し、開戦後は和平のために尽力。戦後、回想録『古風庵回顧録』を発表している。四番町に邸宅があった。
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