二世・中村又五郎 【なかむら またごろう】

1914年~
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歌舞伎俳優。屋号播磨屋。本名中村幸雄。初世の長男として生まれる。六歳のとき父が亡くなり、翌年又五郎の名で初舞台を踏む。以来、芸名を変えていない。芸域が広く、立ち役、女方、敵役、老け役をこなす。歌舞伎界の長老として後継の育成にも力を尽くしている。1997年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。六番町に住まいがある。