吉行淳之介 【よしゆき じゅんのすけ】

1924年~1994年
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昭和期の作家。モダン文学の旗手であった吉行エイスケは父。NHKテレビ小説『あぐり』のモデルになったのが母あぐりである。妹に女優の和子、詩人の理恵がいる。編集者をへて同人誌『世代』に参加。安岡章太郎、遠藤周作らとともに「第三の新人」と呼ばれ、戦後の小説界に清新な風を吹き込んだ。芥川賞作品の『驟雨』をはじめ、『砂の上の植物群』『夕暮れまで』など次々と話題作を書き続けた。少年時代、母あぐりの美容室兼自宅の五番町に住み、番町小学校を卒業している。